ソフトウェア開発において、効率的なデバッグとトラブルシューティングは生産性に大きく影響します。特に複雑なアプリケーションを開発する際、ログの管理と分析は重要な要素となります。
この記事では、以下のツールを組み合わせて、ローカル開発環境でのログ管理と問題解決を効率化する方法を紹介します:

- local-logs
- ローカル環境に簡単にGrafana Lokiスタックを構築するツール
- grafana-loki-mcp
- CursorのMCP(Model Control Protocol)にGrafana Lokiを統合するプラグイン
- Cursor
- AIを活用したコーディング支援IDE
これらを組み合わせることで、開発中のアプリケーションのログをリアルタイムで収集・分析し、CursorのAIエージェントがログデータを基に問題解決を支援する環境を構築できます。
奇妙なことにMacOSには3種類のホスト名が存在します。それぞれ役割や設定方法が異なるため、混乱することもあるでしょう。
このブログでは、MacOSにおける3種類のホスト名の違いと設定方法、そして hostname
コマンドによる一時的な変更手順について解説します。
結論: ホスト名を変更するときには HostName
・ ComputerName
・ LocalHostName
をすべて変更しましょう。
テスト駆動開発(TDD)では、顧客の分析された顧客の要求仕様をテストケースとして初期段階に完成させますが、
開発者やAIがこのテストケースを変更してしまってはTDDの意味がありません。
本稿では、Pythonの pytest
を使ってテストを書いている中で、顧客レビュー済みの**スペックテスト(仕様テスト)**を開発者が変更してしまうのを防ぐためのアイデアをご紹介いたします。
Dockerコンテナで “ちょっとした処理” を “単発のスクリプト実行” をしたい場面があり、簡単なAPIを開発しました。
OneOffDockerRunner
は、FastAPI + Docker SDK(Docker-Py)を使って開発された、一度きりのDockerコンテナ実行をサクッとREST APIから行えるソフトウェアです。
たとえば「イメージを指定してコマンド1回だけ実行したい」「イメージを都度pullして認証が必要なプライベートリポジトリにも対応したい」などのニーズに応えます。
今回は、このツールの機能・使い方をざっくり紹介します。
PostgreSQL環境でPgBouncer
を高可用性構成で実装する際の考え方を解説します。バックエンドのPostgreSQL自体のHA構成は考慮せず、あくまでPgBouncer側のみを高可用性化する方法を簡単な構成例とあわせて解説します。
GitHub Actionsは、リポジトリのコードを基盤にCI/CDタスクを自動化するための強力なツールです。その中でも cron
スケジュールを利用することで、特定のタイミングで定期的にジョブを実行できます。本記事では、GitHub Actionsを使ってcronタスクを設定する方法、利点と欠点、さらに具体的な利用例について解説します。
最近Python のプロジェクト管理ツールである uv
を使い始めました。
そのサブコマンドは一見シンプルに見えますが、似たような機能に見えるコマンドがあるため
「どのコマンドを使えばいいの?」と戸惑うことがあります。
これは、 uv
のサブコマンドに「低レベルの機能」と「高レベルのラッパー」が混在しているためです。
この記事では、 uv
のサブコマンドを低レベルの機能と高レベルのラッパーに分類し、それぞれの役割や使いどころを整理してみます。特に、普段遣いで便利な高レベルのラッパーに注目し、効率的な使い方を解説します。
最近注目を集めているオープンソースの分散AIクラスターソフトウェア exo
を、手元のMacBook 2台を使って試してみました。本記事では、exoの概要、インストール方法、設定、そして実際の使用感について詳しく紹介します。
今日は、Pythonの非同期プログラミングフレームワークとしてよく出てくる、
asyncio
, Torio
, AnyIO
について、どれ使えばいい問題をサクッと解決します。
pytest は Python 開発者にとって無くてはならないテストフレームワークです。その中でも、失敗したテストケースで即座にデバッガーを起動できる --pdb
オプションは、テスト駆動開発 (TDD) やバグ修正において非常に便利な機能です。
この記事では、 --pdb
の使い方、注意点、副作用、そしてその回避方法について詳しく解説します。